擦り傷
毎日暑い日が続きますが、皆様お変わりありませんか?
こんなに暑くては思考能力も低下しがちです。
注意1秒怪我一生と言う言葉も御座いますので、暑さで脳が溶けそうになっても気を引き締めていきたいものです。
と、自分に言い聞かせたのですが、今朝、撮影スタジオの駐車場でバンパーを電柱に擦ってしまいました。
幼いころからドジなので、今更これ位では驚かないのですが、落ち込みはするみたいです。
もちろん仕事は平常営業ですが。
人間で例えたら、首を掻きむしった程度の傷かしら?
だとしたら3日も経てば治るだろうに。加齢で代謝が悪くても10日もあれば治るだろうに。
等と言っても車は自然治癒しません。
ディーラーさん行かなくちゃな。
さて、そんなこんなですが、素敵なカタログが出来上がりました!
エレメンツアッシュというブランドカタログです!
毎号ヘアメイクさせて頂いてるのですが、今回も可愛いです!
こんな可愛いカタログ見たら、車の傷なんてへいちゃらになりました。
written by iHatenaSync
写真集
皆様お元気でしょうか?
気付かない振りをしていましたが、もう上半期も終わり10日も経つのですね…
今年の始めにはあれをこうしよう、これをああしよう、と色々計画していたのですが…
ブログに関しては週一くらいで更新してる筈なのに…脳内でエアブログ更新なら毎日の様にしてるのですが…ってダラダラと意味の無い言い訳してすみません。
そんなエアブログ更新頻度が高い作品がありまして、いつも紹介させて頂きたいと思っていたのですが、手元に届くまで1年以上かかったのと、このブログの写真機能が最近まで使いにくかった等の言い訳が重なり…ってまたダラダラすみません。なにはともわれ今頃ご紹介させて頂きます。
友人のカメラマン浦田大作さんが写真を撮った、声優の三浦祥朗(ひろあき)さんの写真集です。
京都で3日間にわたりロケをしました。
白塗りで何か出来ないか?とのオーダーで色々考え、白塗りで和パンクなイメージはどうか?と思い、試行錯誤でイメージを作りました。
和をイメージしたので、白塗りは歌舞伎に使う水白粉を使う事にしました。
当初は中ページに数カット使われる筈だった白塗りが出版社と三浦さんの英断で表紙にどどーんと使われる事になり、こだわった分、大変嬉しかったです。更にどデカく小生の名前まで…涙
写真集ですので、三浦さんの素の顔はもちろん、着物や浴衣なんかもあり、ファンの方には大変楽しい一冊だと思います。
一年の内、幾度かその時の自分を試されるような仕事に出会うのですが、一昨年のこの写真集はまさにそんなお仕事でした。
そんな思い出の詰まった写真集、もし機会がございました是非お手に取って下さい!
written by iHatenaSync
眠れる森の美女
昨年、お世話になっているデザイナーの小倉利光さんから新国立劇場バレエ団という素晴らしいカンパニーのポスター撮影をさせて頂きました。
眠れる森の美女のポスターでした。
最近、ディズニー映画でマレフィセントが話題ですが、元々は眠れる森の美女のお話です。
僕は元々ダークヒーローや悪役になぜか魅力を感じていて、このポスターの撮影でも1番初めにメイクデザインできたのがマレフィセントでした。そこから他のキャラクターのトーンを決めて行ったのですが、大変勉強にもなりましたし楽しい作業でした。
ヘアメイクしたダンサーさん達は皆さん素晴らしい方々で、大変楽しい撮影で演出家の先生にも色々教えて頂きました。
その撮影のポスターが出来上がりました。
素晴らしい仕上がりで、本当嬉しいです。
公演は少し先ですが、皆様是非!!
written by iHatenaSync
2月14日雪
今年は雪の日が多いですね。
今日も雪が降っています。北海道出身なのでさほど喜べないどころか嫌だなと思ってしまいます。
去年は成人式の日に大雪でしたね。その日は成人の日コンサートというイベントの仕事でした。
帰り道、タクシーも捕まらず雪の中をスーツケースを引きずって帰りました。
更に次の日はもっと道も交通も麻痺して、ウィッグ等の大荷物を抱えて電車で撮影に向かったのを
懐かしく思いだします。
息も切れ切れにスタジオに付き、雪が嬉しくない事や雪に脆弱な都会の交通手段などに意見してると
モデルの子が、ネットニュースで「雪が降ると文句をいう北国出身者」という記事の話をしてくれました。
それを聞いて恥ずかしいな、と思ってから僕は「こんな雪で麻痺するなんて」類いの言動を謹んでおります。
そして今年も雪が降り、スーツケースを引きずって撮影にいきました。偶然にも昨年と同じ出版社の撮影。
もう慣れたもんで長靴履いて荷物も最小限にまとめて向かいました。
撮影はすこぶる順調にすすんで楽しい仕事でした。
いつもお世話になってるKARA!という雑誌の3月発売5月号です!
皆さんぜひ読んでくださいね!という告知でした。
ちなみに去年の成人の日コンサート、こちらも大変お世話になってる朝海ひかるさんのメイクでした。
オペラ座の怪人の案内役という設定で、僕の大好きなゴシックな雰囲気に仕上がり思い出深い仕事のひとつ。
写真も一緒に撮って頂いたんですよ。
キレイですね〜!
ロンドン紀行5
4日目の朝、目が覚めると激しい頭痛が。
喉がひりついて乾く。
風邪ですか?いいえ、二日酔いです。
前の夜、以前ロンドンにいた時にお世話になった友人と4年振りに会って
競うようにワインを飲んだのでした。
すごく英語が上達したね、と言われて大変嬉しく思いました。
4年前は片言以下の英語で、どうやって会話してのか不思議です。友人にそう聞くと、すごく大変だったよ、との事でした。
さて、重い二日酔いでも夜はまたきます。
この日は一番楽しみにしてた舞台、「BOOK OF MORMON」です。
これはチケット取るのが難しいと言われてる舞台で、観られてラッキーでした。
恐らく一人分のチケットだったからでしょう。一人旅万歳。
サウスパークという風刺の効いた人気アニメのクリエイターが作ったミュージカルなだけあって
あちこちに風刺の効いたジョークがちりばめられてました。
宣教師のハンサムな主人公もキラキラの笑顔なのに野心家で可笑しいし、連れの宣教師も太って空気の読めないSFオタクキャラで虚言の癖があるという楽しい設定でした。
今回、一番盛り上がった舞台だったかも。会場は爆笑でした。
そして最終日はこちら
「マチルダ」です。
大きな劇場で、こちらもチケット入手が難しかったです。
ふしぎな能力をもった女の子が、子育て放棄の両親や厳しい躾の学校をサバイブする話なのですが、
子供達の演技が素晴らしいのはもちろん、舞台装置、衣裳、ヘアメイク、どれをとっても素晴らしく、
今回の中でこれが一番大掛かりでミュージカル的、といか舞台的だったと思いました。
これも大変参考になりましたし、観られて本当に良かったです。
ロンドン紀行4
時差ぼけは2日目が酷いと聞いたのですが、では3日目はどうなる?
僕の場合、大変すっきりと目覚めました。
その日は昼間に1本、夜に1本と観劇したのですが、どちらも集中力切れる事無く楽しめました。
もちろん素晴らしい芝居だったのもあるのですが。
前半は現地でチケットを購入したこちら。
「UNTOLD STORIES」です。
これは脚本家で俳優でもあるAlan Bennettという人の自伝的作品で、
Alex Jenningsという名優が演じていて話題になっている作品でした。
前調べも無しに観に行ったので、内容わかるかな?と不安だったのですが、Alex Jenningsが素晴らしく
細かい所は分からずとも大変楽しめました。あと、音楽も大変素晴らしかったです。
始め、舞台上に弦カルテットがいて美しい音色が奏でられ、そこに主役のJenningsがすうっと出て来た時は
ほぼ一人芝居だな、日本語圏の僕はついて行けずに取り残される、と思ったのですが杞憂でした。
夜はこちら
「MERRILY WE ROLL ALONG」です。
STEPHEN SONDHEIMという有名な作曲家の自伝的なミュージカルです。
舞台の好きな知人がおすすめしてたので観たのですが、とにかく曲が素晴らしく
楽しかったです。
70年代から60年代にさかのぼる内容なのすが、衣装とヘアメイクも上手く時代を出していて
大変参考になりました。
時差ぼけがないとスッキリとした頭で集中できるのだなと痛感しました。
次回の旅の参考にしようと思います。