ロンドン紀行3

日本では、アモーレの鐘が10時をお知らせしてくれますが
ロンドンではビッグベンが10時をお知らせしてくれます。

おそらく1時間ごとに鳴るのでしょう。いい響きです。


舞台もいいけど観光もね。と昼間はぶらりと歩いたりしました。

現地の人が、こんな天気のいい時に来れるなんてついてるよ。と言ってましたが
僕は晴れてるよりもどんよりした天気のロンドンの方が好きです。
曇ってるとこんな感じ



雰囲気あるでしょ?


そして買い物もします。
男子の憧れ、Tricker'sです!
老舗の靴屋さんです。

前回来たときにショップを見つけたのですが、生憎その日は休みで買えなかったのでした。
内装もクラシカルで素敵です。


旅先では慣れた靴を履きなさい、と子供の頃から聞いて来たのに
買ったからにはすぐに使いたいのが人情。
次の日さっそく履いて出かけて、案の定足が酷く痛みました。たくさん歩いたから。
でも気分良かったです。すこし血がでたけど。
お洒落には我慢が必要といいますもんね。と自分に言い聞かせます。

London紀行2

ひさし振りのロンドン、5泊の旅程で6本の舞台を観て参りました。
東京の舞台関係の方や友人におすすめを聞いたりして決めたのですが、どれも素晴らしく感動しました。


まずは初日「once」


これは「ダブリンの街角で」という邦題の映画の舞台化です。
イギリスのダブリンでストリートミュージシャンが淡い恋などして一歩踏み出し成長する物語ですが、映画では疲れた中年風の主人公だったのが、舞台ではカッコいい青年が演じていて、映画とは違った印象で楽しめました。音楽も歌も素晴らしかったです。
ですが到着してすぐに観たので疲れていまいち集中できず残念でした。


次の日は「war house 」

「戦火の馬」という邦題で映画化もされた舞台です。前から素晴らしいと聞いていたので、今回是非観たいと思ってました。
舞台が好きな友人に、war house観に行くんだ〜。と言った所、その舞台僕もブロードウェイで観たけど素晴らしかったよ。でも一番時差ぼけが酷い到着2日目に観たから、眠くなって大変だったよ、と。
2日目が一番時差ぼけ酷いのか。。静かな舞台はさけた方がいいな、と思っても後の祭り。もう2日目に取ってしまった後だもの。
そんな時差ぼけが一番酷い日に行ったのですが、大変感動しました。
まず、馬役のパペットがすごい!デザインも格好よくて、動きもスゴくリアルでした。最初、動かしてる馬役の役者さんを、この人はだぁれ?と思ったのですが、すぐに動かす役者さんと理解できたしその後は全く自然に観られました。

衣裳もとても格好良かったです。色味をおさえたベージュ系カラーをメインに豊富な素材や形でたくさんの登場人物を描き、ハットやベスト等小物にも凝っていてまるでお洒落な映画の様でした。
スピルバーグの映画「戦火の馬」であらかじめストーリーを観てからいったのですが、舞台の方がテンポも良く色々な仕掛けも凝っていて楽しめました。
悔やまれるは2日目に観た事です。やはり途中から少し眠くなってしまいました。
間で流れるアコーディオンやヴァイオリンが心地良くて...今度は3日目以降にしよっと。

London紀行

先週、わが心の古里と勝手に思ってやまない、ロンドンに行ってまいりました。
これで5回目の渡英でしたが、前回は1泊だったので、ゆっくり滞在するのは4年振りです。


4年前、どうしても海外に住んでみたくて、英語も勉強したくて皆様に無理言って3ヶ月弱滞在したのでした。


あれから何年経ったのかしら、少しは私も大人になったでしょう、
と、お久しぶりねの歌詞も自然と浮かぶほど、懐かしい思いがしました。


今回のミッションは、最近の舞台を生で観てくる!です。
5泊8日の日程中、6本観る事ができました。


そして降り立ったヒースロー空港
今回は調子こいてガイドブックを待って来なかったので、中心地へ行けるか少し不安。
エアポート特急のチケットを買ってると、係員さんが思いの他時間掛かってしまい、
後ろに並んでる紳士から舌打ちが。。
sorry,,
と振り向いて謝ったのですが、やまない舌打ち。
係員にプレッシャー感じるから急いで!と言ってもマイペース対応。
何とかチケットをもらって、舌打ち紳士にthansk for your patience (あなたの忍耐力に感謝いたします)
と嫌味も自然にでてきます。これぞ英国!と勝手に悦に入りつつも、ダッシュでその場を去ります。


英語はまだまだでも心はロンドン子です。
舞台の話はまた次回...

外国映画などを観て、あ、この人あのドラマの人だ!
と発見して一人膝を打つ事はないでしょうか?
最近の発見は、「Jエドガー」というディカプリオの映画にでてた俳優さんが
バーンノーティスというドラマの俳優さんだったり

調べたらJeffry Donovanさんという名前でした。


ポランスキー監督の映画ゴーストライターにSATCのサマンサ姐さんことキムキャトラルが出てたり

姐さん、サマンサの時とは違ってシリアス演技です。


そして今日アマゾンから届いた「レミゼラブル25thコンサート」のDVD
宿屋の主人役の人、いい味だしまくりだなーなんて思ってたら
大好きなイギリスコメディー「リトルブリテン」のMatt Lucasでした。そういえばティムバートンのアリスにも出ていたな。


リトルブリテンでのMattさん。僕が一番好きなベッキーというキャラです。


レミゼアカデミー賞!という気持ちもありますが
6月のコンサート「4stars」に出演される
レア・サロンガさんとラミン・カリムルーさんを観たくて買いました。
もう素晴らしい歌声で感動です。
映画で感動したかたも是非!

4 Stars

新年も11日過ぎてしまいましたが、皆様、今年もよろしくお願い申し上げます。
ゆっくりと過ごした正月に喝を入れる様に、新年から色々な楽しい仕事をさせて頂いております。
本当に有り難い限りです。


今日は日比谷ペニンシュラにて、僕が担当させて頂くコンサートの制作発表でした。
「4 Stars」という各国のミュージカルスターが共演する素晴らしいコンサートです。


今日の制作発表では、ラミン・カリムルーさんというロンドンからの俳優さんを担当しました。
youtubeなどで歌声は聴いていたのですが、生で聴くそれはまさに圧巻でした。
共演の方も豪華です。
ミスサイゴン初演でキムを演じた、レア・サロンガさん。大スターにも関わらず、とても気さくな方で、挨拶させて頂いた時に
素敵なジャケットね、と声をかけてくれました。感激です。レアさんを担当されてたメイクさんは僕が大好きな資生堂のアーティストの方で、色々と教えて頂きました。更に感激です。
日本からは、人気俳優の城田優さん。エリザベートのトート役を観た時から素晴らしいと思っていたので、嬉しいです。
そしてシエナ・ボーゲスさんは今回は来日出来なかったのえすが、素晴らしい歌声で「オペラ座の怪人2」等で活躍されてるそうです。
演出は一昨年前の舞台、「みんな我が子」のダニエル・カトナーさんで、久しぶりにお会い出来て嬉しかったですし、また一緒に仕事ができて大変光栄です。


6月の本番に向けて、日々精進です!

お熱いのがお好きで...

皆様、師走も半ば過ぎですがお元気でしょうか?


先日の出来事
なんだか最近お腹が痛いな、なんて思っていたらどんどん酷くなりまして、
夜中にイテテと起きてしまう程になってしまいました。
お腹の場所からして胃が痛くなってる様です。
胃潰瘍というやつか?ストレスもそんなに無いし、胃が壊れるほど忙しい訳でもないだろうに。
そう思いながら出かけた友人宅、晩ご飯に美味しいチゲ鍋を頂いたのだがまだ痛い。
酒も程々に早めに帰宅したのだが痛みは増すばかり。


さすがに心配だ。このまま痛みが続いたら嫌だな。と次の日病院へ。


「先生、お腹が痛くて夜も寝られないのです(大袈裟)」
「この辺は胃だね。なんか辛いもん食べた?」
「昨日チゲを食べました。なんならその前の日も更にその前の日も豆腐チゲでした。朝晩2食。」
「ああ、それじゃ痛いね。とうふは熱いうちに食べるでしょ?」
「ええ、なんなら飲み物感覚ですいすい行きますね」
「豆腐チゲってもんは、熱い豆腐が胃を焼いて更に香辛料があるからダブルパンチなんだよ。」


つまりは辛い物を食べ過ぎて胃が荒れている、との事。
3週間は刺激物禁止ね、と先生。
刺激物とは、辛いもの、熱いもの、冷たいもの、ニンニク、しょうが、そしてアルコール。
ああ、年末避けて通れない物ばかり、、


最近とても美味しい調味料を頂いて、それで作るチゲがもう美味しくって。
で作り過ぎて食べ続けたらこんな事に。
この時期、こういう症状で病院来るひとが多いんだそうです。
皆様、熱いものは程々に楽しみましょう。

今日の東京は一日中雨でした。
頬に落ちる雨水の冷たさに冬の到来を感じます。


詩的にはじめてみましたが、皆様お元気でしょうか。
風邪などひいていませんでしょうか。


毎年言われていますが、今年の風邪もタチが悪いらしいです。
先日、お芝居を観に行ったときも、そこかしこから咳込む音が聞こえました。
舞台といえば、今月は2本の舞台を観たのですが、どちらも素晴らしく、
なんとどちらのパンフレットも小生がヘアメイクさせていただいてます。
さり気なく告知に誘導しますが。。


まずはこちら、「エリザベート スペシャル ガラ・コンサート」
いつもお仕事でお世話になってる女優さんも出ていらっしゃいます。
宝塚OGの女優さん方が、現役の頃の役柄で唄うというコンサートで、歌はもちろん衣裳も豪華で
夢のような舞台でした。


そしてこちら、「ぼくに炎の戦車を
日韓の役者さんが共演し、1920年代の朝鮮半島で「男寺堂(ナムサダン)」という旅芸人集団と
日本人の話です。男寺堂の芸もすばらしく、とても感動しました。


このような素晴らしい方々とお仕事ができて、本当に楽しかったですし、精進せねばと思いました。
そしてこのような好機をあたえて下さった方々に御礼申しあげます。ありがとうございました。